岐阜県博物館は山の中に建てると30年前から計画があったということです。北口に 続くナンキンハゼの並木はいい景色になっています。新緑のころか、紅葉の時期にまた来てみたい。入ってすぐのところに万華鏡があります。見上げて撮影しました
。
入館料320円。本館の2階から見学します。まず、恐竜の骨格の展示が目を惹きます。いつか、名古屋市科学館に展示したねとか、話しているとスタッフらしい人がこちらを気にしているような・・・。館長さんでした。説明していただきました。
「ステゴザウルスの骨格は家が買えるくらいしたんですよ。こちらはセルシオ一台買えるかな。」具体的な説明だけど、わかる様なわかんない様な説明でした。壁面の恐竜の足跡はここの学芸員さんが見つけたられたそうです。さざ波様の模様の上に足跡があるのは何故?
草食恐竜と肉食恐竜では目のついているところが違うとか、色々解説してくださいました。館長さん自慢の展示がたくさんあるみたいです。是非、見に行ってください。レストランはあるようですが弁当を持って行くのがいいですよ。このコーナーは写真撮影OKでした。
☆郷土の自然とおいたち ここにカバのような口と歯の恐竜の骨格がありました。☆郷土の様々な自然 山が多い岐阜県は動物も鳥も多いんでしょう。たくさん展示されています。日本カモシカ。ひめねずみなど。 ☆触ってたいけんコーナー。イノシシをはじめ獣や鳥の標本も触れますよ。植物の標本もたくさん有ります.山育ちの私らは懐かしくっで大喜びです。
3階は、☆人文展示室1の郷土のあゆみ 人文展示2の郷土の美術工芸・民族。歴史のコーナーです。銅鐸。銅鏡などが展示。銅鏡は一枚だけは磨いてあり、手に取って見ることが出来ます。よ~く写りますが、ちょっと重く、大きいです。身分の高い人は自分でもたなくていいのかな、などと思う。仏像の複製。文書の複製など。子供らが大きな声で楽しそうです。
特別展示室は『名所旧跡図』の展示。岐阜県図書館収蔵資料展示となっていて、絵地図が並んでいます。富士山真形全図というのは創造力が駆使されたパノラマ図というのは円錐に組み立てると富士山の立体地図になります。面白いです、子供も大人も楽しい!!
一番気に入ったのは『花洛一覧図』で、1808年(文化5年)の洛中の鳥瞰図です。洛中の鳥瞰図はこの一点しかないそうです。もしかして・・・と京都大仏殿を探しました。
説明文より・・・・上(東)比叡山・東山、左(北)は上賀茂、右(南)は東寺、下(西)は嵐山までを収め、寺社仏閣や地名を記入し、御土居や行き交う人々まで書き込んである。 1978(寛政10)年の落雷で焼失した大仏殿が描かれているが、当時の出版目録では1808(文化5)年となっている。洛東を代表する景観として、既に焼け跡にもかかわらず表現したと思われる。
当時は瓦ではなくてかやぶきだったんですね。落雷で燃焼するわけだわね。
帰りは博物館の館長さんに教えていただいた名鉄の高速バスに乗りました。名古屋バスセンターまでは約1時間。料金は1000円でした。
写真は『古地図の世界Ⅵ 名所旧跡図』 岐阜県古地図文化研究会発行より
最近のコメント