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宝塚古墳の見学 松阪市

 古代遊学会の春の現地見学会に参加する。趣味の会?は目的がはっきりしていて小回りが効いて、おまけに欲張りなのがいい。

 6148 9時半くらいに、松阪市文化財センターに到着する。その建物の大事な部分のカネボウの倉庫が文化庁の登録有形文化財に登録されている。多目的に使われているとの事。レンガ造りの建物だが、レンガを積む方法にイギリス積みとフランス積みがあって、ここはイギリス積みだそうだ。その先にはにわ館が続いている。団体で行くと、いいことがある。学芸員さんが事細かに説明してくださること。

 はにわ館では宝塚古墳の1号墳と2号墳の二つから、出土した埴輪が展示されている。まずは全体の説明から、1号墳と2号墳の向きがこの古墳独特という6164か、6150普通にはこんな無理なことはしないのではないか等。
次に1号墳の前方後円墳では北側後円部から前方部に墳丘と方形の造り出しが土橋によって結ばれている全国的に例のないものが確認されたと。これは造り出しという「祀りの空間」の過程のものとして、また当時の古墳祭祀を考える上で極めて重要な発見であるとも。(古墳を実際に見ると感慨深い)松阪ってどんな人がいたのか、ヤマト政権との関係は・・・。

 細かい説明が続きますが、まわりにはたくさんのはにわが展示してあるので逸る気持ちを抑えるのが大変。はにわ館の一番の目玉が宝塚古墳で出土した、6181 日本で一番大きい船形埴輪である。全長140センチメートル、高さ90センチメートル、最大幅25センチメートルだっていうんですからね。高さに比べて幅が狭いと思う。楽しくなる。囲形埴輪(導水)では、家の6183中に水の流れるところまで表現してある)。囲形埴輪(湧水)は壁の内側に筒状のものが見つかり、湧水の施設の表現とみられると・・・実に細かい細工?柱状埴輪にはギザギザがついている。盾形埴輪・棺桶として使った埴輪棺・など。 デザインの美しい蓋(きぬがさ)形埴輪は日傘のようなものを表していて、権威のシンボルとしての意味をもつことからこの「きぬがさ」は王の場所を示していると説明板にある。それにしても見ごたえのある常設展である。特別展だったらどんなに凄いものだったのかと思いは尽きない。6167 6195_1 6154   

 実際に平成17年4月27日に開園した宝塚古墳公園の史跡に登って見学する。伊勢湾が遠望出来るし、松阪城跡の森や松阪市街もみえる。向きを変えれば堀坂山などの山々が見渡せる。以前は木が繁っていたという会員さんがみえる。すっきり見事な再現である。後円墳に立って、下の方に2号墳を見る。2号墳は浅く削って確認されたらしいが、1号墳は機械を使って確認されたという。残念ながら盗掘の跡があったと。どうして盗掘が6199 6207  わかったのかとの質問に、丸く掘った跡があり、その部分は違う土で埋め戻されているのでわかるんだそうです。残っているものもあるだろうが、最初から発掘する予定はないとのこと。6213棺が埋めてあった場所に立ってみる。このまわりには88の古墳が見つかっているがすでに住宅が建ったり、工場になったりしているとのこと。目の前には小高い墳墓がいくつか確認できる。

 小雨の振る中を2時間以上にわたって解説してくださって係の方に感謝。個人で来てはこれだけの解説はしてもらえないだろう。内容が実に深かった。

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コメント

松阪には単身赴任で1年ほど居りまして、宝塚古墳のすぐ横の駐車場の奥にあるアパートに住んでおりました。船形埴輪のあるセンターに図書館、会館等も有りよく
通ってました。この船形埴輪は
大きく素晴らしいものです
近つ飛鳥博物館にもこれほどの
埴輪はありませんでした、ほっさかさんをよくごぞんじですね
この山も登りました360度の
展望は素晴らしいものでした。

松阪市は素敵なところですね。今度で3回めでした。以前は松阪城跡を見に行ったんですが。石垣しか残ってないのにその石垣が見事でした。ただ・・・松阪牛のお店はお値段が・・・。
町をゆっくり歩くと楽しいですね。小津安二郎の記念館とか。

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