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福沢桃介記念館 

 河原に白いすべすべの石がたくさんある写真を撮ったがイマイチなので息子の写真を借りることにしようっと。 遠くに見えるのが桃介橋。中々趣のある橋です。 Momosukebasitoisi

 

Momosukebasi国指定近代文化遺産の桃介橋を渡って、福沢桃介(とうすけ)記念館に行く途中に「悲しめる乙女の像」がある。これは(昭和28)の蛇抜[じゃぬけ](山津波)の犠牲者を悼むために作られた像で、流れ出した大岩の上に置かれている。大きな岩です、これを流す山津波って・・・自然の力は計り知れないですね。

  福沢桃介(とうすけ)記念館は、現在直接入ることは出来ません。隣のYamanokinennkan_1山の記念館から入ります。里のおばちゃんが案内してくださいました。それは、それは詳しく、これ以上の語り手はいないだろうと思いました。優しいんだわ・・・。母を思いだすような雰囲気のお方でね。

福沢桃介って誰?
 福沢諭吉の養子となり、のち分家。1888(M21)渡米、ペンシルベニア鉄道の見習をした後、帰国。北海道炭礦汽船、王子製紙など三井系の会社に勤務。1906瀬戸鉱山を設立し、社長に就任。その後、木曽川筋八百津発電所、矢作水力、大阪送電などを建設・設立し、20(T9)には5大電力資本の一角たる大同電力を設立、社長に就任した。28(S3)引退。その間、代議士となり野党政友倶楽部に属し「日本郵船には政府から莫大な補助金がつぎこまれている。政府高官が多額の収賄を受けた結果である」と爆弾演説をするなどし、注目を浴びる。 情報はこちらのHPよりhttp://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/H/hukuzawa_t.html

 ひし形の飾りの入った渡り廊下をや外壁の凹凸など。洋風建築は当時の人々をどれほど驚かしたことでしょうね。山津波の時は、池のある庭が土砂で埋まったそうですが、建物は桃介が土台を完璧なコンクリート造りにしたので何ともなかったそうです。マントルピースのある外観も、エキゾチックでした。 残念なことに、昭和35年の出火により、二階部分は焼けてしまったようです。2階へ上がる階段の一部は、白いペンキで塗られていますが、木炭のような模様ははっきり分かります。

 気の強そうな、目の輝いた貞奴と桃介の写真などたくさんありました。山の中にこれだけのダムを作ったんですから、地元の人々との摩擦も相当あったようです。現在でも、桃介を嫌っている人があるそうです。『夜明け前』の著者、島崎藤村のお兄さん、島崎広助との軋轢は相当なものがあったようです。地元では電力の需要がなかったので、関西に電気を売ったんだそうです。それで、長野にある読書(よみかき)発電所は関西電力が管理しているとか。桃介が作ったこの会社は大同製鋼の前身だという、興味深い話を1時間にわたって紹介していただきました。有難うございました。

 山の歴史館の中をお借りして、宮尾登美子著 『仁淀川』の例会も忘れませんでした。山の歴史館の前には、花桃の木ありました。ドイツのミュンヘンで華麗に咲く三色の花桃を見かけ、その美しさに魅せられた桃介が3本の苗を購入し帰国し、広まったとか。 Hanamomo1_1  

 最後は展望台を兼ねた、三つ葉ツツジ群生地があるというので、ここから山登りです。案内板には1分と書いてありましたが、おばちゃんはそれでは無理・・・。所々にツツジの花がありましたが、もうおしまいです。ツツジの根元に蕨を見つけ、今晩のおかずと言いながら山菜取りも出来ました。展望台から、雪の残る中央アルプスを見ることも出来ました。の暑い名古屋を抜け出した、南木曽はいい気候でした。楽しい旅になりました。ここまでの写真はすべて撮り鉄息子の写真を借りる。

我が家の花も毎日何かしら咲き出しています。 上から芍薬、ピンクは今期は咲きたくないようだ。つるバラ ・Dsc07596Dsc07578 紫蘇葉タツナミソウ。

Dsc07620

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