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牧水の酒の歌

   先日の お酒が好きだった牧水の命日 にぼんやりっこさんからコメントをいただきました。

 >酒、好きだったのかな?もしかしたら、飲まずにはいられなかっただけで、そんなに好きではなかったのかもしれませんよ。・・・と。

そうかもしれない。牧水は酒の歌をたくさん残している。飲まずにいられないほど辛い事もあっただろう。でも、キッチンドリンカーみたいなこんな歌もある。

足音を忍ばせて行けば台所にわが酒の壜は立ちて待ちをる

旅は牧水にとってその生涯をかけるようなものだったとすれば、旅先で出会う酒は・・・欠かせないものだったんだろう。牧水は酒を愛したと思う。牧水のことを酒仙・酒聖と呼ぶ人もあるんだから。

 若山家には酒好きの血統があるらしい。牧水の祖父は一滴もたしなまなかったらしいが、祖母は祖父から「酒だると一緒にいるようなものだから外に出て行け」と締め出されるような酒豪だったとも。また、父も毎夜一升を必要とするほどの酒豪だった。母は士族の娘で乱れることはなかったがひそかに一生酒の異名をとっていたとも。牧水はこの血を受け継いだようだ。

 それでもここまで飲むのかというものもあって面白い。

おひおひに酒を止むべきからだともわれのなりしか飲みつ思ふ

ほほとのみ笑ひ向はむ酒なしの膳のうへにぞ涙こぼるる

癖にこそ酒は飲むなれこの癖とやめむやすし妻宣(の)らすなり

寂しみて生けるいのちのただひとつの道づれとこそ酒をおもふに

暁と鶏なく時しとりいでて飲む酒のうまし夜為事のあとに

妻が目を盗みて飲める酒なれば惶(あわ)て飲み噎(む)せ鼻ゆこぼしつ

 まったくどうしようもない呑んべえなのである。病気になっても仕方ないだろう。恋に行き詰まり・・・生活を苦にしても・・・きっとうれしいときも・・・何につけても酒を手放すことが出来なかった。ここまでの呑んべいなら・・・どうもこうも・・・乾杯するしかないだろう。

このブログを読みながらにんまりしている呑んべえさん・・体も大事にしてくださいね。

参考書籍 『若山牧水』宮崎日日新聞社編 鉱脈社

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