« PC教室 | トップページ | 今日の写真! »

2007年11月 6日 (火)

森鴎外が書いた『堺事件』

 コメントをいただいたあきみずさんのブログ「飛行機だい好き」を訪問してきました。堺文化財特別公開に行ったことが書いてありました。

 

 その中に堺事件のことが書いてあり、切腹した土佐藩士の石碑があると書いてありました。堺事件は初めて聞く?ことだったので、森鴎外が書いた『堺事件』を図書館から借りてきました。

 明治初年に堺の町で起こった、フランス兵と警護に当たっていた土佐藩の守備隊との間に衝突が起こり、フランス兵13人が殺さるという事態になった。

 フランス側から抗議があったその抗議の内容は、

 ・土佐藩主が自らヴェニュス号に出向いて謝罪することが一つ。

 ・堺で土佐藩の隊を指揮した士官二人、フランス人を殺害(せつがい)した
隊の兵卒二十人を

、交渉文書が京都に着いた後三日以内に、右の殺害を加えた土地に於(お)いて死刑に処することが二つ。

 ・殺害せられたフランス人の家族の扶助(ふじょ)料として、土佐藩主が十五万弗(どる)を支払うことが三つである。
 (森鴎外作 『堺事件』より)

 当時の人の外国人に対する考え方、恐怖、侍の死に方の価値(処刑ではなく切腹に拘ったこと)などがよくわかる森鴎外の『堺事件』だった。

 明治の文豪、森鴎外が書いていることで、幕末から明治を近く感じることができる。サムライの時代はずっと遠い昔のことではなくて今、現代に続いているついこの前のことだと思う。

 森鴎外全集には『堺事件』の次に『安井夫人』が書いてある。前に書いたと思うが、安井夫人とは将軍直参の大儒学者の安井息軒の奥さんのこと。安井息軒は今の宮崎県清武出身。青空文庫にリンクしました。興味のある人はどうぞ!

« PC教室 | トップページ | 今日の写真! »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

早速森鴎外の本を読まれたのですね
私も借りてこなければいけません
大きな事件なのにあまり知られていないことなんです 私も初めて現場に
赴いて感慨無量でした まだまだ知らない事が一杯あるのでしょう

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« PC教室 | トップページ | 今日の写真! »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

ブログパーツ,com

鉄道写真館

  • 0604081
    撮り鉄と乗り鉄の写真館へようこそ!

掛川花鳥園

  • 2
    掛川花鳥園 2006年4月4日快晴
無料ブログはココログ

中馬のおひなさん

  • 3772
    豊田市足助町で毎年開催される「中馬のおひなさん」 2006年2月28日撮影