AEDを体験する
朝のうち激しく降っていた雨が晴れてきた午前10時半に公民館に地域の消防団の人を招いてのAEDの訓練です。
AEDと表示されているところが増えて来ましたが、実際の使い方が分からないと役に立たないからと女性会会長の発案か、AED(自動体外式除細動器)の実習になりました。
まずは消防団の人の説明と模擬演習から。
人工呼吸と心臓マッサージは以前目に住んでいた町内のときに体験済みですがはっきりとは覚えていません。<m(__)m>
まずは倒れている人の意識があるかどうかの確認をします。顔は手前に(立ち上がって顔がぶつかるといけないから)両肩に手を置いてたたきながら声をかけます。答えがない場合は意識がないと判断します。
これからが大事なこと。まず救急車を呼んで貰います。どなたか救急車を呼んでくださいなどといっては誰も行動をしてくれないそうですから、
指でさして「あなた!119番に電話して救急車を呼んでください!意識はありません」と、次はAEDを持ってきてもらいます。この時も
「あなた!AEDを探して来て下さい!お医者さんがいたら連れて来て下さい」とはっきり指でさしていいます。三番目は
「あなたは、たくさんの人を集めて下さい」と同じく指でさしてお願いします。
次に呼吸をしているかの確認をします。見て聞いて感じて・・・感じては鼻の近くに自分の頬を近づけて息を感じる。呼吸をしていないとわかったら人工呼吸をします。でもこれは他人様には中々出来ないそうですね。人工呼吸は胸が膨らむのを確認しながら2回。次に心臓マッサージに移ります。乳の間の中心の鳩尾のあたりに手を置いて、ウィンカーのリズムで30回、次に人工呼吸2回、心臓マッサージを30回と繰り返します。ここでAEDが届けばいいのですが、届かない場合はずっとずっと人工呼吸と心臓マッサージを続けますと。
名古屋市では救急車が着くまでに平均6分強かかるそうですから大変なことです。力を入れて仮に肋骨が折れても命が助かる方が大事ですから心臓マッサージを続けます。
AEDが届いたら、倒れている人の頭の方にAEDを置きます。持って来た人が心臓マッサージをできるかどうか聞きます。もし、出来る人だったら心臓マッサージをその人にお願いしてAEDの操作に移ります。電源を入れて、パッドを心臓を挟むように着けます。パッドの線をAED本体に繋ぎます。(毛深い人はパッドの接着面が少ないので効果が薄いそうで、一度つけたパッドをはずして毛を抜くといいとか。意識のない人は痛くないそうですから・・・)
後はAEDが指示?しますのでその通りに行動します。心臓マッサージができない人だったら、AEDの操作を説明しながら、心臓マッサージを続けます。心臓マッサージは救急車が着くまでやらなくてはいけないので大変です。たくさんの人に集ってもらうのは、心臓マッサージのためです。
訓練と分かっていても、中々思うようにはなりません。私は命を助けれないよーという声が聞こえます。実際にやってみてもいい加減にしか出来ません。訓練でこうですから実際は命を助けれるかどうか・・・・ 訓練も一回では中々出来ないそうで、3回参加するといいそうです。
貴重な体験でした。AEDの設置されている場所。病院・診療所・銀行・農協・一部の車のディラー・駅・学校・スポーツ施設などです。
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