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壬申の乱ウォークと桑名市

去る2月6日(土) 壬申の乱ウォーク
天武元年六月―桑名を歩く―に参加する。養老鉄道で行く壬申の乱ウォークに参加した時に次回の壬申の乱ウォークの情報をにいただいていたから、楽しみにしていた。

桑名駅から集合場所である、三岐鉄道北勢線で在良駅に向かう。電車の中は壬申の乱ウォークに向かう人でいっぱい。

三岐鉄道は私鉄です。北勢線は線路幅が762mmの特殊狭軌路線で、ひと回り小さな電車が行き来する全国でも珍しいユニークな路線です。座席に座って前に手を伸ばすと握手が出るくらいの可愛い車両です。住宅の軒先をかすめて通るような感じです。

Dsc01398

在良駅では三重大学の山中章教授の挨拶から始りました。見どころは、三重県最古の寺院跡である、額田廃寺跡です。桑名市額田笹貝 団地の外れにありました。残念ながら何も残っていません。

詳しくは山中教授のyaaさんの宮都研究をご覧ください。

Dsc01393

その後、三岐鉄道で西桑名に戻り桑名市を歩きました。まずは海蔵寺です。ここには、薩摩義士の平田靱負(ひらたゆきえ)をはじめとする21名のお墓がありました。びっくりですが、歴史好きにはたまらない場所になりました。

平田 靫負(ひらた ゆきえ、宝永元年8月12日(1704年) - 宝暦5年5月25日(1755年7月4日))は、江戸時代中期の薩摩藩家老。宝暦3年(1753年)の木曽三川分流工事(宝暦治水事件)の責任者。父は平田正房、母は島津準3男家の島津助之丞忠守の娘。諱は宗武のち、宗輔、正輔。通称は初め次郎兵衛のち、新左衛門、掃部、靱負。宝暦治水の責任をとって自害した。

1753年(宝暦3年)、徳川幕府は琉球との貿易によって財力を得ていた薩摩藩を恐れて、毎年氾濫による被害が多発していた木曽三川の分流工事を薩摩藩に命じる。工事費用は薩摩藩が全額負担、大工などの専門職人を一切雇ってはならないとした。

露骨な弾圧政策に薩摩藩は幕府への反発を極め、このまま潰されるくらいなら一戦交えようという過激な意見まで噴出したが、平田が「民に尽くすもまた武士の本分」と説破して工事を引き受けることとなり、平田は総奉行となる。

40万両にも上る工事費用を捻出するため大坂豪商から借金を重ね、幕府へもたびたび専門職人の雇用許可を要請するも許可は下りず、工事のやり直しを命じられることがしばしばあった。工事に派遣された薩摩藩士達の過労や伝染病による死亡が相次ぎ、また幕府に抗議して切腹する薩摩藩士達も続出した(この時には、本来監視役のはずの徳川家からも、薩摩藩に同情して抗議の切腹を行う武士が二名いたほどである)。この件に関して、平田は幕府との摩擦を回避するため、切腹した藩士たちを事故死として処理している。薩摩藩は最終的に病死33名、自殺者52名という多大な殉職者を出している。

分流工事は着工より1年3ヶ月ほどでようやく完成したが、平田は藩への多大な負担の責任を取り自害、享年50。『ウィキペディア(Wikipedia)』

この平田靱負のお墓があるのです。

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このあとは、桑名市歴史博物館や桑名城址のわずかに残った石垣を見ながら、七里の渡し跡へ。伊勢湾台風のあとに整備されて、江戸時代の面影は残っていません。Dsc014251

そこで解散し、鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計の旧諸戸家住宅、六華苑に向かいました。 次回へ続きます。

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コメント

薩摩義士の話はNHKで見たような記憶が
あります 壬申の乱ウォークもユニークな
企画ですね 奈良平城宮ラジオウォークも
同じ様な企画です 歴史のロマンを求めて
歩くのは夢があり楽しいものです。

東海地方では有名な知られた話だと思います。

壬申の乱ウォーク 内容が濃いので楽しみに出かけています。ロマンがいっぱいですね。でも、大阪や奈良、京都はもっとおもしろそうですね。情報よろしくお願いします。

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