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2010年2月16日 (火)

2月の読書会は悪童日記でした。

『悪童日記』 アゴタ・クリストフ著 堀茂樹訳 早川文庫

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あっという間に読んでしまいました。本当に読みやすくて、簡潔な文章でした。

時代は第二次世界大戦末期から戦後にかけての数年間、場所はおそらく中部ヨーロッパ、その当時ドイツに併合されていたオーストリアとの国境線に近いハンガリーの田舎町。ある双子の男の子が母親に連れられ、祖母の家へと疎開してくる。母親は帰ってしまい、双子は祖母と三人で暮らすことになる。祖母は町の人から「魔女」と恐れられる人でした。

その中で生き抜いていくのですが、内容はとても残酷です。時代が時代だから仕方ないのでしょうが、ほんとに残酷です。双子は最後に乳歯が抜けるという、そんな小さな子供です。

読書会の皆の感想。驚いた。書き方が独特である。双子が語るのですがどちらか分からない。一人ひとりは特定されてないのでこれも面白い。絶えず戦争の中にあるので耐えることに馴れている。聖職者も俗物だ。大人のための残酷物語。絶えずいろんな死の中にあるので生きる意志が強いのではないか。反戦の書であろう。

なぜこの『悪童日記』を選んだのか選者の言葉。好きな女優の岸恵子が朝日新聞の読書欄に紹介していたので気になって読んだ。ヨーロッパのベストセラーになったと.紹介してあったので気になった。ということです。

私たち、日本人にとっては戦争は過去の出来事ですから、冷静に面白く読めますが、今も世界のどこかで戦争は続いています。

早く平和な世界が来て欲しいと思います。

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