続 大高散策と安祥城址
仔馬でお腹いっぱいになった私たち3人は、田園風景の中を安祥城址(あんじょうじょうし)に向かいました。安城は酪農が盛んで日本デンパークと呼ばれた歴史があるそうです。ここからはぼんやりっこさんの旦那さんの案内です。
安城市歴史博物館、安城市埋蔵文化財センター、安祥城址公園付近一帯が城跡で、歴史博物館に駐車場が完備されています。安祥城は、現在、本丸跡に了雲院大乗寺が建立されており、山門への階段より右手(東)に石碑がありました。
三方を湿地に囲まれた台地突端に位置し、北部接続部に濠を掘った中世の本格的城郭ですが、天守を持たない平山城でした。森に囲まれていたので別名森城と言います。
本丸跡に行くのが大変でした。現在も湿地で飛び石の一部は水に隠れていたんです。どこを通って行こうか思案しました。濡れずに行ける道は後で見つけました。(笑)
安祥城址公園、歴史博物館、埋蔵文化財センターがある付近が三の丸だそうです。
この城で織田信広が生け捕りにされ、戸田氏のために、間違って織田方の人質となっていた竹千代(家康)と、信広が交換された事は有名です。その時に亡くなった女性を葬った姫塚は当時の様子を伝えているのでしょうね。
歴史博物館は、がっかりしました。いわゆる箱もの行政の典型なのではないでしょうか。安城の古い地図や弥生時代はそれなりに見どころはありましたが、安城城の展示はなかったですね。城の見取り図など期待していったのですが・・・。それに館内が暑くて見学するのも大変でした。
「入場料取るんなら空調位してほしいなぁ」
「何でエレベーターだけ冷房効いてんだ」と3人3様にぶつぶつ・・・
笙の笛だそうです。
近くにある本証寺も案内してもらいました。
鎌倉時代に作られた城郭寺院。ここは見ごたえありましたね。ただっぴろい境内、なんとも言えません。
鼓楼、外濠、内濠、その石垣見事に残っていました。(^^♪水濠には蓮がたくさん植えてあり、こんな花も咲いていました。かきつばたかなと思います。
ぐるっと回って観てまわり感動の連続!ぼんやりっこの旦那さんが渡り鳥を見ています。と、動くもの発見!!もしかして、カワセミ。止まったと思われる木から目を離さずに、近寄るといましたよ。カワセミが。
条件的にはカワセミの縄張りでしょう。写真を撮る者にとっても、蓮の花とカワセミはベストマッチです。いるかも知れないとは思っていましたが、本当にいると感激ひとしお。しばらく見ていましたが、お腹を見せてとまって動きません。背中の輝く青色が見たいのに・・・。ぼんやりっこさんご夫婦は初めて見たとか言いながら、今日の一番はカワセミと。(^v^)
コンデジで写したカワセミ。証拠にはなるかな。
すっかりお世話になりました。またよろしくお願いします。
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