朝日の連載小説
沢木耕太郎の新聞小説『春に散る』が始まって欠かすことなく読んでいる。沢木は読者を置いてきぼりにして、本人が進化したとか言われているらしいから、読めるか不安だったが毎日だから読めている。
沢木を知ったのは、ずっと以前のこと。ラジオで武田鉄矢が沢木を熱く語ったから。「負けた人間の事ばっかり書いて、付けたタイトルが敗れざる者たち」って。
それからは若い時の沢木耕太郎の作品を読み焦った。アジアを旅した『深夜特急』は最高だった。沢木耕太郎の若さ、行動力に憧れた。
いつの日からか、沢木作品が難しく感じるようになり読まなくなっていった。
今朝で157回。年老いたボクサーの話。沢木は、ボクシングの本が少くないし、映画の話も織り込んで得意分野が出てきて面白く読んでいる。
ジムの会長の言葉がとても共感できた。自分をどれほど追いこんでもよい。しかし、他人を追い込んではならない。-続く-
この言葉いいなぁ。
写真は美しい形になってきた多肉植物
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