ミャンマーでのボランティアは日本語を教える活動だったそうです。一年に一人が3か月お寺で教えるんだそうです。教えた経験もなく、外国語も話せないので、日本語で日本語を教えるのは並みの苦労ではなかったそうです。アニメを使って日本語をと考えられて、鉄腕アトム、ドラえもん、サザエさんを持って行ったと話されました。
ドラえもんは笑ってくれるとか。でもサザエさんは少し難しくて、鉄腕アトムは理解できなかったとか。日本では有名な宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』も理解してもらえなかったそうです。
私たちは普通に日本語を話していますが、ひらがな、片仮名、漢字を使って話したり書いたりできるのは本当に素晴らしいと。ひらがなや片仮名は英語などのアルファベット同じようだけど、漢字は読み方がいくつもあるし、ものの数え方など、1本・・・6本(ろっぽん) あるいは1匹・2匹・3匹(3びき)・・・・6匹(ろっぴき)など変化があり、教えるのも、覚えるのは難しい・・など具体的なたとえを交えてわかりやすくお話しされた。
特に面白かったのは、お母さんたちのおしゃべりが子供たちの日本語教育に欠かせないんだ見たいなことを話されたこと。それまでは女は無駄話ばっかりと思われていたのかな? 現在のミャンマーを知るうえでとても大事なことを話してくださった。
〆は校歌と応援曲の合唱です。歌詞をしみじみと感じて歌いました。本当にいい歌ですね。
校歌
一
鳴海が丘に濤寄せて 文化の華の咲くところ
緑の松に影映えて 誉はしるく世にかおる
象る姿 真善美 これぞ我等の理想なる
二
天籟妙に清き園 高き啓示に目覚めつつ
自由の空に翼張り 自信の駒に鞭あげて
北斗を指して一筋に 栄ある使命果たさなん
三
無限の岸に我立ちて 移り行く世を思う時
思想の潮は荒るるとも 躍進の意気胸に燃え
暗の醜雲打ち払い 真如の眼開かなん
四
尾鈴の山の黎明に 清雪の色鮮やかに
濁世の迷 覚まさんと 競い立ちたる若人の
正気溢るる古城の地 見よ 渾身の血は躍る
二次会も例年どおりにありました。宮崎からいらした、今年のOB祭の実行委員のお一人はカウンターの中でも大活躍。宮崎は飲み会が仕事の上でもとても大事だからか、実に素晴らしい心配りでしたよ!
この席では、宮崎の歴史を勉強しているという人がいました。宮崎県出身とわかると、神武天皇は、美々津から船出するまでどこに居て、どこを通って、美々津に行ったのだろうと聞かれるそうです。言われてみると、????
だいたい神武天皇はどこに住んでいたのでしょうか?宮崎県北部の高千穂かあるいは鹿児島県との県境の高千穂の峰なのでしょうか?日向の美々津から船出するのですから、高千穂峡のある県北かなと思ってみたり・・・
ラグビーの話も、野球の話も盛り上がりました。日向言葉が混じるのが何とも言えませんね。
来年も名古屋支部同窓会をよろしくお願いします。
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